四国遍路してたらホームレスに○○を売りつけられた話

こんにちは、長谷川ルキノです。

僕は20代後半のときに人生にドン詰まって四国の歩き遍路にチャレンジしたことがあります。

で、今日は四国の歩き遍路で出会ったとあるホームレスのお話をしようと思いますね。

今思うと結構学びのある出来事だったので、シェアできればと思います。

エンドレスお遍路に売りつけられた○○とは?

 

四国でお遍路している人にも色々いて…

  • 仕事を辞めてフリー期間の人
  • 就職を控えている大学4年生
  • 引きこもりの中学生
  • 引退して年金生活を送ってるお爺ちゃん

まあこんな感じでバラエティ豊かなんですけど、

この他にも「帰る家がなくてお遍路をエンドレスで何周もしてる人」ってのもいるんですよね。

 

え、それで生活できるの?と思う方もいるかもですが、

お接待とは?

四国ってお遍路をしている人に対して「お接待」という文化があるのです。

四国には「お接待」という文化が根付いています。お接待とはお遍路さんにお菓子や飲み物などを無償で施すことを言います。

四国に住む人はお遍路が過酷な旅であることを知っています。そのため、お遍路さんを応援する気持ちを込めてお接待をします。

最近はバスや車で気軽にお遍路ができるようになりました。しかし、かつてお遍路と言えば歩きの旅で修業のように厳しいものでした。

その当時、歩く道は整備されていません。正確な天気予報もありません。本州と四国に橋もかかっていません。つまり、今よりも過酷な状況で四国八十八カ所を巡拝していたのです。

地元に住む人はその様子を毎日見ていたので、お遍路さんの大変さをよく理解しているのです。自分がお接待をするだけでなく、子供にもお遍路さんにお接待をするように教えてきたので現在でもお接待文化が残っているのです。

引用/http://ohenro-88.com/ohenro/osettai2.html

お接待という文化があるので、もしかしたらそれ狙いなのかもしれません。

 

長谷川
もう10年以上前の話なので、今もそういう人がいるのかは不明です

 

ようは少しトリッキーなホームレス生活をしている方、という認識でオッケーです。

売られたのは情報

結論からいうと、僕がホームレスの方に売られたのは情報でした。

まずニッコニコの笑顔で話しかけられて、

「この先の○○は歩かないほうがいいよ」

「野宿するならここがいいよ」

的なことを教えてくれたんですよね。

それがまた押し売り感もなく、絶妙に痒い所に手が届く情報でした。

 

ちなみにこの手法って、いわゆる情報発信ビジネスでも使われてる手法です。

「ここまで教えてくれるなんて、なんか悪いな…」

ってくらいに初手からお客さんがビビるほどの価値提供をする。

そうやって信頼関係を築いて後に、良いタイミングでセールスをするって流れですね。

 

このホームレスのおっちゃんも完全にその手法を用いて僕と信頼関係を構築し、

のちほど「良かったら寄付してくれない?」というオファーを見事通しました笑

この一件から学んだこと

この1件を経て今思うことは…

「情報を売る」っていうスキルはどんな状況になっても自分の身を助ける

ということですね。

財産0、何もない状況でも、自分の脳みそだけでお金を稼ぐことができる。

もはや最強スキル。

これほど習得しといてお得というか、安心感のある技術もないなと。

 

今回はそんなことを伝える為の記事でした。

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